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視線の先 [観]

 私が写真をまとめるのと共有するのに使っているflickrというサービスには今の時点で4000枚ほどの写真があるそうな。2012年5月から使っているのでちょうど3年目となるようだ。Canon EOS Kiss X5の使い始めがきっかけなので、このカメラも3年の付き合いか。
 
 3年目だからというわけではないのだけど撮り溜めた写真を俯瞰してみたくて、自分で良いと思うやつ、自分らしいと思う写真をflickrのアルバムにまとめてみた。つまり写真集だ。

go to Flickr
上の写真をクリックすると写真集に移動します。

 写真というものは自分の視線の先にあったも興味のあるものなので、この写真集はたぶん自分の嗜好を表している。だから、自分の興味はこういうものなのですよ、という暴露でもある。といっても晒け出していない嗜好もあるのだけど(笑)。
 古いものから見ていくと興味の対象は変わらないけれど撮り方、現像処理は向上していると感心。
 さて、この写真集を他人がみて私はどんな人だと思われるのだろうか。
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カメラが見せてくれるもの [撮]

 写真は、自分の目ではなく、カメラが見たもの。
 被写体が反射した光を、レンズ、センサー、画像処理プログラムを通ってファイルになりパソコンなどで表示して、初めて自分の目に見えるようになる。
 レンズを変えれば直径5mmくらいの花も大きく写せてしまう。

雪眼鏡で野草

iPhone6+雪眼鏡で撮影



 つまり、写真は自分が見た光景とは同じにならない。色が違ったり、歪んだり、ボケたり、ボケなかったり。(結果を予想できないのは未熟だからなんだけど。)
 当たり前なんだけど、そういうことを、ときどき忘れてて、ときどき思い出させられる。
 でも、それが悪いとかという話ではない。
 思い通りにならないときにはイライラするけど、良いときもたくさんある。「ほら、撮ったぜ、これどうだい?」とカメラが撮って見せてくれることがある。それなら、こう撮ってみるかと発想が湧くことがある。とにかく撮ってみることができるデジタルの恩恵。ありがたいね。

ミツマタは三又

Canon EOS Kiss X5で撮影


 
 カメラはもう一人のカメラマンなのかもしれない。

THETAサンプル

RICHO THETAで撮影



 今は、Canon Kiss X5、iPhone 6、THETAと3台のカメラを使っているけど、三人のカメラマンがいるってことだ。それぞれのカメラはそれぞれの目を持っていて新しい視点を教えてくれるときがある。
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THETA [道具]

 RICOHのTHETA(シータ)がやってきた。

 RICOHのTHETAはホームページの言葉を拝借すると「1回のシャッターで、あなたを取り囲む全ての景色を簡単に撮影することができ」るカメラ。使ってみれば、まさにその通りとわかるシンプルさ。

THETA

 写真はTHETAを横から撮ったもの。タイムボカンのバッタを思わせるフォルム。目玉のように見えるのが二つの魚眼カメラ。この二つのカメラで1回のシャッターでぐるりと周りを撮ってしまう。

 こんな写真が撮れる。
THETAサンプル

 これはカメラの一つを隠して撮影したもの。だから下側が黒い。自分が写らないようにしてみたかったのだ。
THETAサンプル

 上の写真を全周入るようにしたもの。
THETAサンプル

 こんな写真が作れるのだけど、専用のアプリが必要。残念ながら現時点ではTHETAのアプリはちょっと使いづらい。上の写真を作るには別アプリが必要。THETAのアプリで撮った写真を一旦保存し、それを「SmallPlanet」というアプリで取り込で加工するととても便利。

 「SmallPlanet」を使えばこのような画像にすることができる。黒い側が内側になっているので小さな惑星みたいでしょ。
THETAサンプル

 というぐあいにTHETAで撮った画像を紹介したけれど、やはりTHETAのアプリかサイトで視点を変えて見るのが本来の楽しみ方だと思う。

 THETAのサイトに保存すれば、このように専用のビューアーをブログに貼り付けることできる。
THETA 面足神社 - Spherical Image - RICOH THETA



 全周撮影なので撮影者本人も写るのはしょうがないとして、自撮り棒を使うなどして撮る工夫は必要だと思う。それにしても、今のところどんな風に撮れるのか感覚を掴んでいないのと、撮った後にぐるぐる動かしてできる絵が予想つかないので面白い。あれを撮ったらどうなるんだろう?とか好奇心ワクワクだ。
 今までの集合写真は横に並んで撮ってたけれど、THETAがあれば輪になって撮るなんてワザもありだし、集団の中で取り敢えず撮るなんてのもありだよな。後は撮影後の処理であれこれやってみれば良い。
 THETAって、撮り方の工夫も、撮った後の処理も、まだまだ発展の余地ありの、だから面白いカメラだと思う。
 取り敢えず自撮り棒は買うかな。

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被写体は身近に溢れている [撮]

 スマートフォンのお陰で身近なものが気軽に撮れるようになった。
 他人から見たら何でそんなの撮っているの?と思われてもしかたない被写体もある。
 答えはシンプル。だって、撮りたいんだもの。でも、それじゃ答えになってない。

 なので考えてみる。

HAL?

 これはとある駅で電車を待っているときの写真。まるでHALみたいでしょ?だから撮った。しかし、なんか存在感あるなぁ。

Yosemiteへのアップグレード記録。2時間掛かった。

 待ち時間が退屈だから? Macの再起動の間の暇つぶし?
 そういうときもあるけど、この写真の場合は画素で表される景色が絵になるなぁと思ったから。

針刺し 白黒

 部屋に興味深いオブジェクトがあるから?
 確かにこれは面白いな。元はカラフルな針刺しだけど白黒にしたら不思議感が増した。うん、変なものは撮っておきたい。

新橋

 薄暗い中を通るエスカレーター。なんとなくかっこいいと思ったんで、人の流れが切れるのを待って撮った。

ブリキ缶 錆び

 この錆がさぁ。良いでしょ?
 サビの出方とか、細部が気になるんだよね。

羊の置物、花飾り付き

 羊の置物に花の形の飾りをつけたら面白いと思ったのよ。これは茶目っ気。

あのロゴ

 このお姉さんをあおりで撮りたかったんだよ。見下ろされたかったのか?そういう趣味か?

偶然並ぶ

 駐車場で同じ色の同じ車種が並んでいたので・・・。
 偶然の出来事は撮っておきたいよね。

ピンでも絵になる、接写面白い

 たかがピン、されどピン・・・。

襟

 襟・・・。

 つまり、なんだなぁ、面白そうと思ったら撮っているだけだな。ということで考察失敗。というかどうでもいいや。
 被写体は身近に溢れている。撮りたいと思ったら、それは撮りたいのだから、撮る。面白い写真だったら残す、そうじゃなきゃ削除。面白いと思ったら撮れるということを愉しめば良い。



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iPhoneで下から撮る [道具]

 ここ最近、iPhoneで下から撮ることが自分の流行となっている。

 あるとき、ムスカリの花の中を覗きたくてあれこれやっていたら、iPhoneだったら薄いから下に入れられることに気づいた。そして、FaceTimeカメラ(私は自撮りサイドカメラと呼んでいるのだが)を使えば、画面で確認しながら写真を撮れることに気づいた。
 でも、それだけでは被写体に近すぎてピントが合わない。ということで雪眼鏡の登場。これで、どんなにしゃがんでも、地面に寝転がっても撮れない下からの眺めを画面で確認しながら写真を撮れることができるようになった。ん、これは発明だ。

 iPhoneで下から写すの図。
iPhoneで下から写すの図

 iPhone6のFaceTimeカメラは120万画素でiShight(背面)カメラの800万画素よりは低解像度だけど、そんなこと関係なしに面白い。
 というわけでいくつか写真をみてやってください。

ムスカリ

これが発見の成果、ムスカリの下からの写真



下から覗くシリーズ。iPhoneの画面側カメラを使って撮影。自分が写らないようにするのが案外難しい。これ、面白いわ。

芝桜



下から覗くシリーズ。iPhoneの画面側カメラを使って撮影。自分が写らないようにするのが案外難しい。これ、面白いわ。

ホトケノザ



 どの写真もコンデジでも撮れない、と思う。蟻の視点?カメラがもたらす新しい視点と視野が面白い。魚眼レンズだったらどうだろう、とか興味は広がる。でもね、夢中になっていると砂まみれ土まみれってことがあって、いつか水溜まりに落としたり。。。ぞぞっ。

 その他の写真はこちらのURLからどうぞ。
 flickr album : iPhoneで下から撮る
 続々更新中。
 


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雪眼鏡ケース [道具]

 デジイチを使わずにiPhone6+雪眼鏡で撮影するのが面白いこの頃。
 でも、小さいくて失くしそうだし、傷が付くのが心配。何かケースが欲しいとも思うこの頃。

梅、明日は咲くかな?

 ということでケースを作ってもらった。それが下の写真のもの。円形の革を重ねて数カ所糸でまとめ、隙間から雪眼鏡が出し入れできるようになっている。雪眼鏡には紐を結び、その反対端にはイヤフォンジャックに挿すプラグが付いている。

雪眼鏡を携帯

 引っぱり出すとこんな感じ。実際に使う時はイヤフォンジャックから取り外す。
雪眼鏡を携帯

 この工夫のお陰でセットで持ち運べるし、見つからないで探すことがなくなった。カバー付きでレンズを傷つけることもなさそうだし、これは便利だ(ありがたい!)。
 あれ、これって、なんとなくどら焼きのように見えるなぁ。


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雪眼鏡 [道具]

 雪眼鏡。
 それは雪だるまを象った小さなルーペ。スマートフォンのカメラと組み合わせて使うとマクロレンズになる。

雪眼鏡を被写体に

 雪眼鏡のレンズをスマートフォンのレンズにくっつけてるように重ねて(離すよりもくっつけたほうが使いやすい)、被写体にいっぱいに近づくとピントが合うようになる。とっても被写体に近づくのでレンズが接触することもあるので注意が必要。特に食べ物など近づき過ぎると・・・生クリームがべちょ。

雪眼鏡(2015/2/14)

 中心からずれるほどに歪みが生じるけど、それは写真の味わいとなる。レンズが傾けば歪み方に偏りができる。

雪眼鏡(2015/2/14)

 雪眼鏡とスマートフォンを片手でそれぞれ持つから安定させるのに苦労する。だからピントが合ってないこともあるけれど偶然が思いがけない光景を作ってくれることもある。

雪眼鏡(2015/2/13朝)

iPhone + 雪眼鏡

 というわけで毎日撮りまくっています。Viva 雪眼鏡! 万歳、雪眼鏡!
雪眼鏡(2015/2/14)

雪眼鏡で撮った写真はflickrのアルバムにまとめています。日々更新中。ご覧くだされ。
flickr アルバム「雪眼鏡」

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成長写真 [観]

 自分の小さい頃の顔ってどうして知っているんだろう?
 正月に実家に帰ったとき昔の写真を見せられてやっと気がついた。そう、写真を見ているから自分の小さい頃の顔を知っているんだ、と。生後数ヶ月で鏡を見て映った自分を覚えている・・・という人がいるかもしれないが、そんな頃の記憶は皆無なのに顔だけは知っている。知っているのはその写真なのに、自分の幼少の頃の顔はこうだったと記憶の改ざんが行われている。
 というわけで自分のむかーしの顔を知っているのは、そう、写真のお陰。そして、写真を撮ってくれた両親、親戚などなどのお陰。

hiro4s.jpeghiro3s.jpeg

腹巻きでもしてたら笑いがもっと取れただろうに



 大事に仕舞い込まれたアルバム。そのページに、黄ばんで、箪笥の臭いが染み付いた写真。自分の成長記憶。両親が写っているから両親の人生の断片でもある。40年以上前の写真を(手に手に渡しながら)ネタに家族団らん。
 昔はカメラで撮影し、現像して、「写真」にしたんだよなぁ。写真の単位は一枚ではなく一葉と言ったりしてた頃もあった。
 そういえば子供の成長の区切りにカメラを買い換えるなんて話しもあったな。

 昔はプリントして手渡ししたけど、今は画面で見せるのか。でも、例えば10年後に成長記録を手渡すときにどうするんだろうな。どう撮るかだけではなく、どう残すか、どう渡すかも考えたいですね。

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写真と自転車 [撮]

本屋歩けば本に出会う。
「Bicycle Photo magazine (玄光社MOOK) 」という本を見つけた。
 特集は「自転車と写真」。自転車の写真ではないことに気を引かれた。
 自転車が写真を撮るために優れた移動手段であることが書かれていて、とても同感、そのための装備などがとても勉強になる。


amazon




 私の撮影移動手段は自転車。ふと立ち止まれて、でも行動範囲が広いのが利点だと思っている。
 自転車は車と違って走行距離は劣るけど(私の場合)、道無き道を行ったり、とりあえず何処でも止められるという良さがある(道交法は守るよ)。それにのんびり走れば被写体に出会いやすい。興味を引くものに出会い、接近し、止まる、撮る、また探すという行為が、とても効率良くできるので、走って撮って楽しい。

自分の影。影の頭から何だか明るい光が出ている。

夏の稲田 on flickr



 これから桜の季節を迎えるけど近くの名所に自転車で行けば駐車場で悩む必要なし。遠景が撮りたいと思ったら自転車に乗って撮影ポイントを探す事もできる。これはとっても便利。お試しあれ。

 でも、この本読んでカメラだけじゃなく自転車に対しても物欲が刺激されちゃったよ(笑)。

 写真の楽しみ方、いろいろあって面白いね。

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「Bicycle Photo magazine」は不定期のMOOK。
最新情報はtumblrで発信中。http://bicyclephotomag.tumblr.com/


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ミズタマニア [観]

接写が好きだ。
「神は細部に宿る」とか呟きながら小さいものを覗き込むことが多い。
全体より部分が気になる。
だからなのだと思うけど、水玉が被写体となっていることが多い。
そこで、撮影した写真の中から水玉の写真を集めたのが「ミズタマニア」。ミズタマのマニアだから「ミズタマニア」(こういう造語を考えるのも好きだ) 。tumblrで公開しているけど、写真自体はflickrに保存したもののリンク。自分で撮ったものに交じって女房の写真もある。彼女が雪眼鏡とiPhoneで撮ったミズタマは味わい深い。

スプラッシュ

上から覗いたスギナとミズタマ on flickr



ミズタマはマクロレンズではなくクローズアップフィルタを一枚だったり数枚重ねて使っている。だから露出を絞らないとピントが合う狭くなり、なんだかピントがあってない写真が量産されることしばしば。近寄りきれないときはトリミングで引き延ばす。マクロレンズがあれば良いのかもしれないけど、今は金額的にお手軽に楽しむことにしている。

ちなみに、撮ったミズタマのほとんどは自宅周辺という狭い範囲。それでも結構多様なミズタマが採取できたと思う。

というわけで「ミズタマニア」をお楽しみください。もっと厳選して写真集(本)にしてみるつもり。

http://mizutamania.tumblr.com/






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